八戸地区安全運転管理者協会（於本正会長）は１１日、八戸プラザホテルで新入社員交通事故防止研修会を開いた。八戸、階上両市町の事業所に勤務する約１４０人が、八戸警察署員の講話などに耳を傾け、交通安全の意識を高めた。

　１９９４年から行っており、今年で２８回目。交通事故抑止に向けたＤＶＤの上映などが行われた。講話では同署交通第１課の安重徹警部補が、交通死亡事故の事例を示しながら、運転中の注意点を説明した。

　市内の警備会社に勤める佐藤嵩弥（しゅうや）さん（１８）は「仕事で車を使っている。改めて安全を心がけたい」と話した。同協会の吉田賢治副会長は「皆さんは事業所の看板を背負っている。社会人として、１人のドライバーとして、自覚を持ってほしい」と呼びかけた。

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