Free魅力発信へ決意新た 縄文是川ボランティア激励会/八戸

熊谷雄一八戸市長(左)から激励を受ける縄文是川ボランティアのメンバー
熊谷雄一八戸市長(左)から激励を受ける縄文是川ボランティアのメンバー

本格的な観光シーズンに向け、八戸縄文保存協会(栗村知弘会長)は5日、八戸市埋蔵文化財センター是川縄文館で、縄文是川ボランティア(山地實代表)の激励セレモニーを開いた。メンバー18人が参加し、縄文文化の魅力を世界に発信する決意を新たにした。

 ボランティアは1996年に発足。是川遺跡の案内や同館展示室の解説、体験学習の支援などを行い、年間約5千人のガイドや指導に当たっている。本年度は45人で活動する。

 栗村会長は「世界遺産のガイドであることを誇りに思い、是川遺跡や出土品と来場者を結ぶ架け橋になってほしい」と激励。熊谷雄一市長は「縄文の魅力を1人でも多くの方にお伝えしていただきたい」と期待を寄せた。

 山地代表は「今年でボランティアが結成されて27年目。これからも一生懸命頑張りたい」と意欲を示した。

 本年度から中学生2人がメンバーに加わった。取材に対し、市立北稜中3年の杉本よし埜さん(14)は「先輩方を見習いながら、自分の言葉で魅力を伝えられるようになりたい」と意気込んだ。

 白銀中3年の蜂屋海晴(みはる)さん(14)は「ボランティアの一員として、経験や知識をこつこつ積み重ねたい」と張り切っていた。

 
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