Freeブックカバーで縄文遺跡群PR 第5弾、県内と首都圏で6万枚

青森県内外の書店で配布している縄文遺跡群オリジナルブックカバー
青森県内外の書店で配布している縄文遺跡群オリジナルブックカバー

昨年7月に世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」をPRしようと、青森県は県内と首都圏の書店で、書籍購入者に文庫本サイズのオリジナルブックカバーを配布している。配布は6万枚で、なくなり次第終了。「青森県の縄文遺跡群」ホームページからもダウンロードして使用できる。

 ブックカバーの配布は今回で5度目。「縄文あおもりカレンダー2022」の入賞作品である鶴田町立鶴田中1年の齋藤敦哉さんのイラストをあしらった。風張1遺跡(八戸市)から出土した合掌土偶と、亀ケ岡石器時代遺跡(つがる市)から出土した遮光器土偶が仲良く語り合う様子を表現している。

 配布しているのは県内の成田本店4店舗、TSUTAYA(ツタヤ)4店舗、伊吉書院2店舗、首都圏のブックファースト17店舗。

 県世界文化遺産登録推進室の担当者は「土偶2体が何を話しているのか想像してみるのも面白い。カバーをきっかけに、ぜひ遺跡も訪れて」と話している。

 
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