自衛官になって20年余りの越沢さん。前会長の推薦を受け、30代の若さで大役を引き継いだ。就任当初は煩雑な業務の多さに戸惑ったが、役員間でスマートフォンを活用し、資料のクラウド共有、LINE(ライン)での通信などを次々と実施。大幅なペーパーレス化と会議時間の短縮を実現し、役員の負担軽減と活発な意見交換の両立につなげた。
少子高齢化が進む中、役員構成を30~70代と幅広くし、住民の声を取り入れた新事業で多世代交流を促す。15日には町内の公園にやぐらを組み、盆踊り大会を開いた。「地区の雰囲気が変わり、出歩くきっかけが増えた」などの声が活動のやりがいだ。
活動3年目の今年、最優先課題に掲げるのが日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震への備えだ。町内会は自主防災組織を兼ね、これまで3回にわたり避難所を開設し経験を積んできた。
巨大地震が発生した場合、行政の支援が即座に届かない懸念があり、飲料水や非常食の備蓄強化を進めている。越沢さんは「公助が遅くなった状況下でも、自主防災で最低3日間は持ちこたえられる体制を整えたい」と決意を語った。
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