今年も残りわずか。八戸市河原木の八食センターは２８日、大みそかや正月用の食材を買い求める家族連れらでにぎわいを見せた。

　鮮魚や青果、精肉、乾物珍味などの６５店舗が軒を連ねる同センター内では「いらっしゃい」と威勢のいい売り子の声が響き、「良いお年を」とあいさつを返す常連客の姿もあった。鮮魚店には、アンコウ、キンキン、カニなどの魚介類が所狭しと並び、買い物客がじっくりと品定めしていた。

　夫婦で訪れた三戸町の及川修次さん（６５）はエビやホタテなどを購入。「親戚や近所の人と一緒に食べる。正月はゆっくり過ごしたい」と両手に買い物袋を抱えていた。