国家公務員と地方公務員に３０日、夏のボーナス（期末・勤勉手当）が支給された。青森県の知事部局一般職（平均年齢４３・３歳）の平均支給額は６９万１２３７円（前年同期比１万５７６６円減）で、３年連続で減少した。人事委員会勧告に基づき、支給割合が引き下げられたことが要因。

　特別職は知事が２８７万７５２５円（４万５６７５円減）、副知事が２２１万５２３７円（３万５１６３円減）、議長が２０７万８２１２円（３万２９８８円減）など。一般職の支給割合引き下げに伴い、特別職も減額となった。

　警察、教育部局を合わせた支給人員は１万７０２３人（２０９人減）で、県の支給総額は１２９億２００万円。支給人員の減少や支給割合の引き下げにより、前年度より４億２５００万円減少した。

　八戸市の本庁一般職員（平均年齢４０・３歳）の平均支給額は６７万５０２３円で、前年同期を５４１７円下回った。病院、交通部、教育委員会を含めた一般職員の支給総額は１５億８８９４万８８６８円。熊谷雄一市長は２００万７１８０円で、小林眞前市長と比較して３万１８６０円減った。