ガソリン、46都道府県で上昇
経済産業省は26日、レギュラーガソリン1リットル当たりの24日時点の平均小売価格が17日の前回調査と比べ、福島を除く46都道府県で上昇したと発表した。山形、京都、長崎など20都府県で170円を超え、一部の地域は180円に迫った。暖房などに使われる灯油も値上がりが続いた。食料品の相次ぐ値上げとあいまって家計への打撃となる。政府は27日に初の燃油価格急騰抑制策を発動するが、上昇の抑制を目的としているため値下げにはつながらないとみられる。
経産省によると、24日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は170円20銭で、軽油は150円ちょうど。