独総選挙、26日に投開票
【ベルリン共同】ドイツ連邦議会(下院)選挙が26日投開票される。選挙後に引退するメルケル首相の保守与党、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と、連立を組む中道左派、社会民主党(SPD)が支持率で拮抗し、激しい競り合いを展開。両党の首相候補は25日、メルケル氏の後継を目指し各地で最後の訴えを繰り広げた。
約16年間ドイツを率い「欧州の盟主」として存在感を示してきたメルケル氏は、新政権発足に伴い政界を去る。今回の選挙は「メルケル後」のドイツの行方を占うもので、世界で関心が高まっている。