上空の五輪マーク再現ならず

 都心の上空に五輪マークを描く航空自衛隊の「ブルーインパルス」=23日午後0時49分(共同通信社ヘリから)
 都心の上空に五輪マークを描く航空自衛隊の「ブルーインパルス」=23日午後0時49分(共同通信社ヘリから)
 JR東京駅の上空を飛行する航空自衛隊の「ブルーインパルス」=23日午後0時53分
 JR東京駅の上空を飛行する航空自衛隊の「ブルーインパルス」=23日午後0時53分
 5色のカラースモークを出して都心上空を飛行する航空自衛隊の「ブルーインパルス」=23日午後0時42分、東京都港区
 5色のカラースモークを出して都心上空を飛行する航空自衛隊の「ブルーインパルス」=23日午後0時42分、東京都港区
 航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が23日、東京五輪開会式会場の国立競技場上空に五輪マークを描く飛行に挑んだ。だが雲と重なってはっきりせず、カラースモークは風に流されて、青空にくっきり描いた1964年の開会式の再現とはならなかった。

 ブルーインパルスは23日午後0時20分ごろ、埼玉県の入間基地を離陸。6機編隊はカラースモークで青、黄、黒、緑、赤の線を引きながら都心を周回し、同50分ごろ、五輪マークを描く飛行に入った。

 国立競技場周辺では、機体が見えると一斉にスマートフォンが向けられ、旋回すると「おおー」とどよめきが起きた。