自動配送ロボット、歩道通行へ
小型で電動走行する新たなモビリティー(乗り物)に関する警察庁の有識者検討会は15日「最高速度が早歩き程度の時速6キロ以下は歩道通行車」とする中間報告をまとめた。自動配送ロボットや移動支援ロボを想定している。電動キックボードなども議論し、自転車程度の15キロ以下は運転免許不要で路側帯や車道を、15キロ超は免許が必要で車道を走るよう区分した。
歩行者と多様な乗り物が道路上を行き交う状況が懸念され、検討会は自転車にも言及。「違反に対する責任追及が著しく不十分にとどまっている」として、違反金を徴収する「少額違反金制度」創設も含めた取り締まり強化を求めた。