水泳の長岡三重子さんが死去

 2014年12月、インタビューに答える長岡三重子さん=山口県柳井市
 2014年12月、インタビューに答える長岡三重子さん=山口県柳井市
 100歳を超えて水泳大会で活躍した、女性最高齢のマスターズ水泳記録保持者の長岡三重子(ながおか・みえこ)さんが19日午前8時47分、急性呼吸不全のため山口県田布施町の病院で死去した。106歳。山口県出身。葬儀は近親者で行った。喪主は長男宏行(ひろゆき)氏。

 80歳の時、膝のリハビリのため水泳を始め、その後国内外のマスターズ水泳大会に出場、世界記録を次々に樹立した。100歳だった2015年には、女子1500メートル自由形の100~104歳の部で世界初の完泳。「人生100年時代」の象徴的な存在として話題になった。