日大ラグビー部で部員に暴行

 日本大ラグビー部で元ヘッドコーチの男性が部員の頭につまようじを刺すなど暴行を繰り返していたことが4日、部関係者への取材で分かった。男性は「一身上の都合」で既に辞任した。

 関係者によると、ヘッドコーチは昨年、未成年の部員に飲酒を強要したり、熱いヘラを体に押しつけたりした。ラグビー部の第三者委員会が調査した結果、暴行の事実は認定されて懲戒処分が相当とされたというが、ことし3月に本人からの辞任の申し出を受け入れた。部は大学側に経過などを随時報告していた。

 関東大学リーグ戦1部の日大は2019年度シーズンに2位と躍進。その後の全国大学選手権でも8強入りした。