東京の物価0・4%上昇

 総務省が4日発表した7月の東京都区部の消費者物価指数(中旬速報値、生鮮食品を除く)は、前年同月比0・4%上昇の101・8だった。新型コロナウイルスで停滞していた経済活動の再開により、伸び率は6月から0・2ポイント拡大した。

 英会話やゴルフプレー料金など教養娯楽サービスが2・2%、夏のセールが減った影響で衣料が3・5%それぞれ上がった。前月下落していた塾など補習教育は、上昇に転じた。移動自粛ムードが和らぎ、ガソリンは下げ幅が縮小した。

 生鮮食品とエネルギーを除いた指数は、前年同月比0・6%上昇の102・2で、伸び率は前月を0・2ポイント上回った。