マニラ、感染防止厳格化に逆戻り
【マニラ共同】フィリピンのドゥテルテ大統領は2日夜、首都マニラと周辺州で新型コロナウイルスの感染拡大防止策を再び厳格化すると表明した。4日から18日までバスや鉄道などの公共交通機関を停止し、特定の業種で出勤できる人数を制限するといった措置に逆戻りさせる。
国内の感染者は2日に累計10万人を超えた。1日当たりの感染確認者も4日連続で過去最多を更新。医療従事者らでつくる約80の団体が1日、医療体制が逼迫しているとしてドゥテルテ氏に対策強化を訴えていた。
政府機関は最小限の職員が出勤し、他は在宅勤務とする。