異例の夏、水上バイク一斉指導
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、海水浴場が開かれない神奈川県逗子市の逗子海岸で、横須賀海上保安部が2日、水上バイクの一斉指導を実施した。梅雨が明けて夏本番を迎え、事故防止やマナーの向上を呼び掛けた。
海岸沿いの砂浜は多くの人でにぎわったが、海の家も監視所もない異例の光景だ。ライフジャケット姿の同保安部の約20人が巡視艇やヘリコプターに乗り込み海上をパトロール。102台の水上バイクを確認し、砂浜に近い海域に近づかないよう求めた。
今年は海水浴場が開設されないことで遊泳区域が設定されないため、遊泳者と水上バイクが混在し接触事故の増加が懸念されている。