アラン・パーカー監督が死去
ロンドンで英アカデミーの授賞式に出席したアラン・パーカーさん＝２０１３年２月（ゲッティ＝共同）
【ロンドン共同】映画「ミッドナイト・エクスプレス」「エビータ」などの作品で知られる英国の映画監督アラン・パーカーさんが７月３１日、死去した。７６歳だった。長く闘病生活を送っていた。英メディアが報じた。
１９４４年２月、ロンドン生まれ。収監された刑務所での地獄の日々を描いた７８年の「ミッドナイト・エクスプレス」が米アカデミー脚色賞などを獲得、名声を確立した。
８８年には米南部の人種差別の根深さを告発した「ミシシッピー・バーニング」を発表。アルゼンチンの元大統領夫人の波乱に満ちた生涯を描いた９６年の「エビータ」は、人気歌手マドンナさんが主演を務めヒットした。