将棋の藤井棋聖、竜王戦で敗退

 第33期竜王戦決勝トーナメント初戦で元名人の丸山忠久九段に千日手指し直しの末に敗れた藤井聡太棋聖=24日深夜、東京都渋谷区の将棋会館(日本将棋連盟提供)
 第33期竜王戦決勝トーナメント初戦で元名人の丸山忠久九段に千日手指し直しの末に敗れた藤井聡太棋聖=24日深夜、東京都渋谷区の将棋会館(日本将棋連盟提供)
 藤井聡太棋聖
 藤井聡太棋聖
 将棋の最年少タイトル保持者、藤井聡太棋聖(18)は24日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第33期竜王戦決勝トーナメントの初戦で、元名人の丸山忠久九段(49)に千日手指し直しの末に負けて2戦目に進めず、同棋戦の敗退が決まった。

 対局を終えた高校生プロは「常に押されていた。反省して来年、頑張りたい」と話した。

 藤井棋聖は16日に最年少の17歳11カ月でタイトルを奪取した。二冠目を目指し、王位戦7番勝負にも挑戦中。竜王戦では初挑戦を目指していた。

 豊島将之竜王(30)への挑戦者を決める決勝Tには、予選に当たるランキング戦の1組~6組の各優勝者らが出場した。