将棋王位戦、藤井七段が封じ手
将棋の藤井聡太七段(17)が木村一基王位(47)に挑む第61期王位戦7番勝負第2局は13日、札幌市で行われ、後手の藤井七段が40手目を封じて1日目を終えた。第1局を制した高校生プロにとって、封じ手は初めての経験。棋聖戦とのダブルタイトル挑戦で、最年少奪取を狙う。
藤井七段は棋聖戦5番勝負では第3局を終え、2勝1敗と奪取に王手をかけている。最も若いタイトル獲得は1990年、屋敷伸之九段(48)が作った18歳6カ月。並行して行われる王位戦か棋聖戦のいずれかで勝てば、この記録を上回る。
木村王位は昨年、最年長で初タイトルを奪取して話題を呼んだ。