東証5日続伸、終値は167円高

 5日の東京株式市場は、欧州中央銀行(ECB)の金融緩和強化が評価され、日経平均株価(225種)は5営業日続伸した。終値は前日比167円99銭高の2万2863円73銭で、約3カ月半ぶりの高値。

 朝方は相場過熱を警戒して当面の利益を確定する売り注文が出たが、円安ユーロ高の進行も日本株にプラスに働き、徐々に買いが優勢になった。終値が5営業日連続で上がるのは昨年10月以来。直近2週間は5月29日を除いて全て値上がりし、10営業日の上げ幅は計2475円57銭に達した。

 東証株価指数(TOPIX)の終値は8・66ポイント高の1612・48。