少年2人、東尋坊での殺害認める

 昨年10月に男性を暴行して乗用車のトランクに監禁し、福井県の東尋坊から飛び降りさせたとして監禁や殺人などの罪に問われた、いずれも19歳の少年2人の裁判員裁判初公判が5日、大津地裁(大西直樹裁判長)で開かれ、いずれも「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 事件では2人の他、滋賀県長浜市のとび職上田徳人被告(40)や、17~20歳の4人の計7人が殺人罪などで起訴されている。

 検察側の冒頭陳述によると、暴力団関係者と被害者の男性がコンビニの駐車場でトラブルになり、その場にいた主犯格の少年が巻き込まれた。2人は少年からトラブルの内容を聞き、犯行に加わった。