ネット通販の物流施設で感染不安
【ニューヨーク共同】米国で新型コロナウイルスの感染拡大を受け、インターネット通販の利用が急増し、繁忙が続く物流施設で働く従業員は感染リスクの不安を抱える。大手のアマゾン・コムでは人員増を打ち出し、一部の従業員は安全性などの懸念を訴える抗議活動を行った。
米国の電子商取引の3分の1以上を占めるというアマゾンは同16日、米国の物流施設などで10万人を新規に雇用すると発表。アマゾンの19施設でコロナウイルスの感染者が判明、施設の一時閉鎖の恐れが高まっている。ニューヨーク・スタテン島の物流施設で働く従業員15人は3月30日、安全性の確保を訴えて抗議活動を行った。