入社式コロナで中止、短縮開催も
全国の企業や官公庁で1日、若者たちが新たに社会人の仲間入りをした。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、入社式の中止や延期が相次いだ。時間を短縮するなど、感染防止策を取った上で開催したケースも。世界経済の先行きが不透明になり、内定取り消しなど雇用に影響も出始めた。不安を抱えながらの門出となったが、被災地の新入社員は復興への強い思いを語った。
官公庁では、式典を取りやめるケースが相次いだ。東京都は入都式を中止、小池百合子知事が庁内のビデオ中継で新入職員に「見えざる敵との闘いに打ち勝って、来年の東京五輪・パラリンピックを必ず成功に導きたい」と訴えた。