農水省、地理的表示に6品目追加

 北海道の「檜山海参」(農水省提供)
 北海道の「檜山海参」(農水省提供)
 熊本の「八代特産晩白柚」
 熊本の「八代特産晩白柚」
 農林水産省は30日、地域の農林水産物や食品のブランドを守る地理的表示(GI)保護制度の対象に5道県の6品目を追加したと発表した。北海道の高級ナマコ「檜山海参」、青森の「大鰐温泉もやし」、秋田の「大竹いちじく」、島根の「三瓶そば」、熊本の「八代生姜」とかんきつ類の「八代特産晩白柚」が登録された。

 農水省によると、干しナマコの檜山海参は適度な弾力で、中国料理で高級食材として使われる。大鰐温泉もやしは温泉の熱を利用して育て、甘みが強いのが特長という。

 GIに登録されると、専用のマークを付けることができ、ブランドを守りやすくなる。今回の追加で94品目になった。