東京円、107円台半ば
週明け30日午前の東京外国為替市場の円相場は1ドル=107円台半ばで取引された。
午前10時現在は前週末比1円38銭円高ドル安の1ドル=107円52~53銭。ユーロは61銭円高ユーロ安の1ユーロ=119円40~42銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)など世界の中央銀行が協調して市場に基軸通貨のドルを供給しているため、市場でのドルの不足感が和らぎ、円買いが優勢となった。
新型コロナウイルスの感染拡大で、トランプ米大統領は29日に米国内の自粛措置の延期を表明。「米経済の停滞が長期化するのは避けられない」(市場関係者)との見方から、ドル売りが出た。