アーティストらの救済、政府に要求

 新型コロナウイルスの感染防止のため、多くの文化芸術活動が中止や延期となっている状況を受け、超党派の国会議員による文化芸術振興議員連盟(河村建夫会長)が27日までに、アーティストらへの救済策などを政府に求める緊急決議をまとめ、萩生田光一文部科学相に提出した。

 緊急決議では、文化芸術イベントの事業者や、休館した劇場や美術館などの施設が受けた損害への補償を提言。さらにアーティストやスタッフの多くがフリーランスで活動していることに言及し「生活が成り立たない状況にある」として、経済的支援を要求した。