セブンが米企業の買収交渉

 セブン&アイ・ホールディングスの看板=2018年9月、東京都足立区
 セブン&アイ・ホールディングスの看板=2018年9月、東京都足立区
 セブン&アイ・ホールディングス(HD)が、米石油精製大手マラソン・ペトロリアム傘下のコンビニ運営会社スピードウェイの買収に向けて交渉していることが20日、分かった。実現すれば買収額は220億ドル(約2兆4千億円)になる可能性がある。国内事業の成長に限界がある中で、収益源となっている米国事業の拡大を目指す。

 セブン&アイは20日、「新たな成長戦略について提携や買収などの可能性を模索しているが、現時点で決定された事実はない」とのコメントを発表した。

 スピードウェイは米国で一般的なガソリンスタンド併設型のコンビニを約4千店展開している。