感染欠席、東大や阪大は救済なし

 国立大の2次試験を巡り、受験生が新型コロナウイルスに感染して欠席した場合、東大や大阪大、名古屋大などは特別な救済措置を設けないとしていることが19日、分かった。北海道大などは高校の調査書などを使って合否判断すると表明。大学間で対応が分かれた。

 東大は13日付で、ウェブサイトに方針を公表。感染した人は受験できず、「追試験などの特別措置は予定しておりません」とした。その後、大阪大、名古屋大も同様の方針を示した。

 北大は17日付の発表で、受験できなかった場合、筆記試験のみの募集区分では、調査書やセンター試験の成績を使って総合的に合否判断するとした。