国内初の10代ら3人の感染確認

 記者会見する和歌山県の仁坂吉伸知事(左)=18日午後、和歌山県庁
 記者会見する和歌山県の仁坂吉伸知事(左)=18日午後、和歌山県庁
 和歌山県は18日、新たに3人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。うち1人は国内初の10代という。他は、感染者が相次ぐクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で災害派遣医療チーム(DMAT)として活動した30代の男性看護師と、医師や患者らの感染が分かった済生会有田病院(同県湯浅町)に入院していた60代男性。県内の感染者は12人になった。

 県によると、10代男性は既に感染が分かっている有田病院の外科医の息子。父親の入院後の14日から学校を欠席し、濃厚接触者として17日にウイルス検査を受けたところ、陽性の結果が出た。症状はないという。