NHK、番組出演者と確認書

 NHKは13日、4月以降に放送する番組から、違法性が疑われる行為と出演者が無関係であることを確認し、契約書とは別に文書を交わす方針を明らかにした。違法薬物の使用など出演者の不祥事が相次ぎ、制作に支障が出たことを受けた再発防止策の一環。

 対象は、原則として4月以降の番組にレギュラー出演する俳優ら。出演が決まった段階で、薬物や反社会的勢力と関係ないことを確認。本人と所属事務所に署名を求める。

 木田幸紀放送総局長は同日の会見で、文書は「出演に当たってのお願いという形で、抑止効果はある」と説明した。