囲碁、依田九段が対局停止6カ月
囲碁の日本棋院は12日、同棋院に所属する依田紀基九段(54)がツイッターなどで不適切な発言をしたとして、同日から6カ月の対局停止処分にすると発表した。タイトル獲得経験者が長期間の出場停止処分を受けるのは異例。
同棋院によると、依田九段は昨年6月からツイッターなどで小林覚理事長(60)をはじめとする執行部への批判を展開。スポンサー撤退の原因ともなり、同棋院に損害を与えた。
依田九段の弁護士は「処分通知はまだ届いていないが、6カ月の対局停止処分が事実であれば、到底承服しかねる。処分通知が届き次第精査の上、法的措置も含めた対応を検討していく」とコメントした。