NPT向けて反核機運向上、長崎
ニューヨークの国連本部で今春に開かれる核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせ、長崎市の被爆者らが18日、世界の平和運動家による現地での反核運動を支援する連絡会を立ち上げ、結成集会を開いた。今年は戦後75年の節目。核兵器廃絶の機運を盛り上げようと、現地を訪れる予定の団体の代表者が交代で決意表明した。
県内の大学生で構成する「ナガサキ・ユース代表団」の谷口萌乃香さん(19)は「長崎で学んだ戦争や核の悲惨さを世界に発信してきます」と集まった市民ら約110人の前で誓った。
連絡会は今後、市民向けの勉強会などを主催する。