未確認の新型肺炎患者多数存在か
中国・湖北省の武漢市で見つかった新型コロナウイルスによる肺炎で、これまでに報告された数よりも多くの患者が市内で出ているとの推計を、英インペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームが18日までにまとめた。
中国当局が40人以上の患者を確認しているのに対し、推計では、患者は12日までに約1700人に上ったとした。
チームは「武漢市以外の中国の都市にも対象を広げ、肺炎で入院した全ての患者の発生動向を監視していく必要がある」と指摘した。
条件によって結果は変わるが、少なく見積もっても中国当局の報告数を上回った。