飯坂線誤進入、原因は部品破損か

 福島市内を走る福島交通飯坂線の上り電車(2両編成)が17日に下り線路に誤進入した事故で、同社は18日、車両の進路を転換させるポイントの部品の一部が破損していたと明らかにした。誤進入の原因とみられる。一部区間で運休が続いていたが、部品を交換して同日午前10時55分に全線での運行を再開させた。

 飯坂線は単線で、駅のホームを挟む形で上下線に分かれる箇所にポイントを設置。同社は事故前から部品が破損していたかどうかは確認できないとしている。他のポイントも点検した結果、異常は見つからなかったという。