交番襲撃で重傷の巡査、復帰へ

 大阪府吹田市の吹田署千里山交番で昨年6月、古瀬鈴之佑巡査(27)が男に包丁で刺され拳銃を奪われた事件で、通院しながらリハビリを続けている古瀬巡査が20日に職場復帰することが17日、府警への取材で分かった。当面は交番勤務ではなく、吹田署地域課で事務作業に当たる。左手を上げると胸の傷が痛むなど後遺症があり、復帰後もリハビリを続ける。

 昨年6月16日に起きた事件で、古瀬巡査は出刃包丁で左胸や両太もも、左腕などを刺された。胸の傷は肺を貫通して心臓まで達し、一時意識不明となったが、回復して昨年11月に退院。今年1月16日に主治医から職場復帰を認められた。