逃亡で日本人協力者を示唆
【パリ共同】前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告はレバノンへの逃亡を巡り「地元の最低限の協力なしで、あの国から出国できると思うなら幻想だ」と述べ、日本人の協力者がいたことを強く示唆した。16日発売のフランス写真週刊誌パリ・マッチがインタビューを伝えた。
日本人の協力者がいた可能性に関する報道はあったが、本人の明確な言及は初めてとみられる。
ゴーン被告は「協力者を見つけるためには検察は八方手を尽くし、電話を調べ、私と仕事をした全員を聴取しなければならない」と述べ、簡単には見つからないとの考えも示した。