中国・深センで原因不明の肺炎
【北京共同】中国広東省深セン市の病院は13日までに、インド人の女性(41)が重い肺炎を発症したと発表した。感染源など詳しい原因は不明だが、湖北省武漢市で相次いで発生している原因不明のウイルス性肺炎とは「無関係」としている。中国メディアが伝えた。
女性は深セン市で教師をしており、11日に入院、呼吸困難に陥った。発症前に市外を訪れたり、肺炎患者と接触したりはしていなかった。2003年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)、武漢の肺炎患者から検出されたコロナウイルスの可能性は排除したという。