大阪女児誘拐、栃木の男起訴

 大阪市の小学6年女児誘拐事件で、大阪地検は13日、未成年者誘拐の罪で栃木県小山市の無職伊藤仁士容疑者(35)を起訴した。未成年者誘拐と監禁の疑いで送検されたが、地検は監禁罪については嫌疑不十分で不起訴処分とした。11月23日の逮捕当初「誘拐しようと思ったわけではない」と容疑を否認していたが、その後は黙秘しているという。

 伊藤被告の自宅には、6月に行方不明届が出ていた茨城県の女子中学生(15)もいた。茨城県警が経緯を調べている。

 起訴状などによると、伊藤被告は女児(12)とツイッターで知り合った。