島根の男児死亡は1日夜

 島根県安来市の自宅アパートで、児童相談所から一時保護を解除された直後だった小学4年増田陸君(10)が外傷による出血性ショックで死亡し、母親(44)が重体となった事件で、司法解剖の結果、陸君の死亡推定時刻は、2人が血を流して倒れているのが発見された前日の1日夜とみられることが12日、捜査関係者への取材で分かった。

 県警は精神的に不安定だった母親が無理心中を図ったとみている。1日は日曜で、11月25日の保護解除後、連日続いた家事代行などの福祉支援サービスがなかった。母子2人で過ごしていた可能性が高く、当時の状況を詳しく調べる。