栃木県警の巡査部長逮捕

 検視のために臨場した現場で腕時計を盗んだとして、栃木県警は19日、宇都宮中央署刑事1課の巡査部長仁平陸夫容疑者(35)=宇都宮市御幸本町=を逮捕した。「借金があった」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は8月16日、宇都宮市馬場通り1丁目のマンション一室で、室内にあった外国製の高級腕時計(時価300万円相当)を盗んだ疑い。

 県警によると、室内で1人暮らしの男性(43)が死亡しているのが発見され、8人で臨場。仁平容疑者は検視担当として訪れていた。男性は病死とみられる。