米国務長官、イラン非難

 【ワシントン共同】ポンペオ米国務長官は14日、サウジアラビアの石油施設に対する無人機の攻撃についてツイッターでイランの仕業だと名指しした上で「世界のエネルギー供給に対する前代未聞の攻撃を仕掛けた」と激しく非難した。

 ポンペオ氏は「イランはロウハニ大統領とザリフ外相が外交するふりをしながら、サウジに対する100近い攻撃の背後にいる」と糾弾した。

 サウジの石油施設への攻撃についてはイエメンの親イラン武装組織フーシ派が犯行声明を出したが、ポンペオ氏は「イエメンからの攻撃だという証拠はない」と指摘。世界各国にイランを非難するよう求めた。