ジンバブエでムガベ氏の国葬
【ナイロビ共同】6日に95歳で死去したジンバブエのムガベ前大統領の国葬が14日、首都ハラレの国立競技場で執り行われた。遺体は約1カ月後、1980年の独立に貢献した活動家らが眠る国立墓地に埋葬される予定。
ムガベ氏は独立を率いた「英雄」と見なされる一方、37年間にわたって実権を握るなど強権体制が批判を浴び、評価が二分している。
葬儀にはアフリカ各国から20人ほどの首脳・元首脳らが参列。ひつぎは赤や緑、黒、黄色のジンバブエ国旗に包まれ、競技場に担ぎ込まれた。場内は空席が目立った。
12日には、ハラレ市内に安置された遺体を見ようと大勢の市民が殺到した。