日本側、国後の処理場を訪問
【ウラジオストク共同】日本とロシアによる北方四島での共同経済活動のうち「ごみ減らし対策」に関し、国後島を訪れている日本側視察団が14日、本格的な視察を開始した。島内のごみ集積場や処理場を訪問。ロシア側と協議し、共同活動の事業具体化を進める。
4島を事実上管轄する極東サハリン州政府によると、視察団はごみ処理に携わる北海道の企業や、外務省、経済産業省の職員ら。ロシア側として、8月に北海道・根室を訪れた国後島島民や同州政府関係者が同行した。
15日にはごみ焼却場の建設予定地を訪問し、16日に根室に帰港の予定。