米民主党討論会、一転して白熱

 12日、米大統領選の民主党討論会で話すバイデン前副大統領(左)とカストロ前住宅都市開発長官=米ヒューストン(ロイター=共同)
 12日、米大統領選の民主党討論会で話すバイデン前副大統領(左)とカストロ前住宅都市開発長官=米ヒューストン(ロイター=共同)
 【ヒューストン共同】来年の米大統領選でトランプ政権打倒を目指す民主党が12日、南部テキサス州ヒューストンで開催した第3回候補者討論会は、登壇者が前回の半数の10人に絞られた。各候補は一転して互いを攻撃、議論は白熱した。党指名候補を決める予備選開始を来年2月に控え、存在感のアピールに躍起となった。

 討論会では支持率1桁台にとどまる44歳のカストロ前住宅都市開発長官が医療保険改革を巡り、首位を走る76歳のバイデン前副大統領に「2分前に言ったことを、もう忘れたのか」と繰り返す場面に、メディアの関心が集まった。

 年内はあと3回の討論会を予定している。