将棋、里見香奈が初の女流六冠に
将棋の第１期清麗戦を制して史上初の女流六冠を獲得した里見香奈新清麗＝７日午後、金沢市
里見香奈新清麗
将棋の第１期清麗戦決勝５番勝負の第３局は７日、金沢市で指され、後手の里見香奈女流五冠（２７）が１２０手で甲斐智美女流五段（３６）を破り、３連勝でシリーズを制し、女流７タイトルのうち史上初の六冠（清麗、女流王座、女流名人、女流王位、女流王将、倉敷藤花）を獲得した。
偉業を成し遂げた里見新清麗は「自分の力を出し切れた。今後は六冠にふさわしい将棋を指していきたい」と話した。
里見新清麗は２０１３年に女流棋界初の五冠を達成。その後は体調不良による休場もあって一冠まで後退したが、今年６月、五冠に復帰していた。残るタイトルはマイナビ女子オープン。