市職員ら聞き取り、専門家に依頼
千葉県野田市立小4年の栗原心愛さん=当時(10)=が1月に死亡した虐待事件で、野田市は26日、市教育委員会の担当者や、通っていた小学校の校長らの聞き取りを専門家に依頼したと発表した。市は聴取結果などを踏まえ、早期に再発防止策を取りまとめたいとしている。
野田市は、市幹部や有識者らによる合同委員会を立ち上げて検証を進めていたが、作業の迅速化のため、日本子ども虐待防止学会の奥山真紀子理事長と山田不二子事務局長を今月新たにオブザーバーに指名した。
奥山理事長らは26日までに、市教委の担当者ら計10人の聞き取りを実施。9月にも関係者7人を聴取する予定という。