五輪対策、首都高に変動料金採用
東京五輪・パラリンピック組織委員会と東京都は26日、大会期間中の渋滞対策を話し合う検討会を都内で開いた。首都高速道路の交通量を抑制するため、競技時間と重なる時間帯はマイカーに千円上乗せし、未明は値下げする「ロードプライシング」の採用で一致した。変動料金は当初、中央環状線とその内側とする方向だったが、都内区間全体に拡大する。
料金を上乗せするのは午前6時~午後10時。支払い方法に関係なく、自家用や社用の乗用車が対象。バスやタクシー、トラック、事前に登録した福祉車両などは対象外とする。
午前0時~4時は、ETC搭載車に限り、首都高全線で料金を半額にする。