漂流の女性、36時間後に救助

 遊泳中に流され、海上保安庁のヘリコプターで救助される女性=10日午前9時40分ごろ、千葉県南房総市沖(横須賀海上保安部提供)
 遊泳中に流され、海上保安庁のヘリコプターで救助される女性=10日午前9時40分ごろ、千葉県南房総市沖(横須賀海上保安部提供)
 横須賀海上保安部(神奈川県横須賀市)は10日、静岡県下田市の白浜大浜海水浴場で8日夜、遊泳中に流され行方不明となっていた中国籍の女性(21)が約36時間後の10日朝、直線で80キロほど離れた千葉県南房総市沖の海上で発見、救助されたと明らかにした。横須賀海保によると、浮輪で漂い、脱水症状はあったが、意識はあり命に別条はない。

 10日朝、航行中の貨物船が女性を見つけ、協力要請を受けた付近のタンカーから乗組員が海に飛び込んで救助した。その後、第3管区海上保安本部(横浜)のヘリコプターで移送し、横浜市内の病院に運ばれた。入院の必要はなかったという。

 当時は晴れていたが、波の高さは約3メートルだった。救助に当たったタンカーの船長は取材に「見過ごすわけにはいかなかった」と話した。

 女性は8日午後7時半ごろ、旅行中に水着で友人と遊泳していた。女性が行方不明になり、友人が近くのコンビニ店員に110番を依頼した。