G7、食料危機回避へ対応
【バイセンハウス共同】先進7カ国(G7)外相会合が12日夜、ドイツ北部のリゾート地バイセンハウスで開幕した。議長国ドイツのベーアボック外相は、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で世界的な食料危機が迫りつつあるとして、14日までの会合で危機回避へ向けた方策を話し合いたいとの考えを示した。
ウクライナは世界有数の穀物輸出国だが、輸出基地となる南部オデッサの港などへのロシア軍による攻撃が激化し、輸出が停滞。ベーアボック氏はウクライナ産への依存度の高いアフリカや中東で穀物が緊急に必要とされていると訴えた。