自宅療養者、16倍増1万8千人

 厚生労働省などが入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関
 厚生労働省などが入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関
 厚生労働省は14日、新型コロナウイルス感染による全国の自宅療養者が、12日午前0時時点で1万8628人となり、前週比で約16倍に増えたと発表した。入院が必要なのに受け入れ先の医療機関が決まっていない人は全国で297人おり、同約4倍となった。オミクロン株の急拡大により、さらなる増加が懸念される。

 都道府県別のコロナ向け病床使用率は、沖縄が最も高く46%。次いで島根45%、山口44%。広島は31%だった。5日時点では山口が23%で最も高かった。全国的に上昇傾向にある。

 自宅療養者も最多は沖縄で4543人。東京2762人、神奈川2039人、大阪1969人。