「両親出払うの待ち放火」と供述
兵庫県稲美町で小学生兄弟が死亡した住宅火災で、殺人と現住建造物等放火の疑いで逮捕された同居の伯父で無職松尾留与容疑者(51)が「(兄弟の)両親が出払うのを待って火を付けた」と供述していることが25日、捜査関係者への取材で分かった。
現場の住宅は死亡した兄弟と、父親、母親、母親の兄に当たる松尾容疑者の5人暮らし。19日深夜の出火直前、父親が仕事を終えた母親を車で迎えに外出し、両親は不在だった。加古川署捜査本部は、同居の親族らとの間に何らかのトラブルがあったとみて動機の解明を進める。